
肌の老化現象としてよく知られる「たるみ」。真皮を支える役割を果たす線維成分であるコラーゲンとエラスチンが緩んでしまうのがたるみの主な原因です。
皮膚は、表皮・真皮・皮下組織の3層からできており、その下に脂肪組織と筋肉があります。若いうちには、皮膚の内部で細胞分裂が盛んに行われ、新陳代謝を繰り返すことで、柔軟性・弾力性のある肌が保たれますが、20代ごろからその働きが衰え始め、だんだん柔軟性が失われていきます。
たるみの治療には、いくつかの治療法があります。
- ・たるみの気になる部分にヒアルロン酸やコラーゲンなどをピンポイントに注入する治療
- ・高周波やレーザーの熱エネルギーを照射することで真皮にアプローチする治療
- ・手術によって下垂した組織を引き上げ、固定するフェイスリフトなど
治療法の手軽さや価格、痛みやダウンタイム※ などは様々なので、自分の目的にあった治療法を選ぶことが大切です。
※ダウンタイム・・・治療後から治療前の生活を取り戻せるまでの期間